龍空を舞い、虎地を駆ける

通常ライコウに波動弾下さい。ボルトの気合玉出せます。

自己紹介

・名前

五光(ごこう)

・ブログ名

程よく中二病臭さが漂っているが、そんなに気に入ってるわけでもないので、これだと思えるブログ名を思いついたらいつの間にか変わっているかもしれない。

・このブログについて

主にポケモンのことについて。シングル対戦の事が主になると思われる。レート2000以上を達成してその構築に満足した場合は構築記事を書き、もしかしたら個体考察とかも書くかもしれない。(サンムーン以降ではレート2000レベルの基準が変わるかもしれないが、そのレベルに到達できた場合は書くと思う。)

☝なんてことを書いていたようだが、笑止。
これからしばらくは(広告が出現すると思われる)5か月程度のペースで広告避けの記事を更新するだけのつまらんブログと化すことだろう。(更新のペースおっそ)

・シングル最高レート

ORAS:2008(S17)

広告避けの記事

いつぞやの記事に

>ただ、正直なところ自分はあまりポケモン対戦が好きではないと思っているので、目標としては掲げるものの、モチベーションが保てるかどうかは不明である。

などと記述していたが、

ものの見事に保てなかった。

ちなみにどれくらいモチベがないかというと少なくとも7世代は俺がポケモン対戦を一切ガチではやらないまま終わるんじゃないかというレベルでモチベがなくなった。

その記述をした時はなんとなくであったが、勝負ごとに向いていない性質をしているという自己評価を下した今なら残念でもないし当然と言える。

我流特殊メガマンダ軸落書構築(幻のシーズン18使用構築)

~はじめに~

なんで11月1日でレート終わらせる必要なんかあるんですか(正論)

正直最後のレートは楽しむためのものと割り切っていたつもりだったので成績についてはどうでもよかったが、メモ程度に書き残しておくと45戦33勝12敗のレートは最高も最終も1837ぐらいだった。(9時を過ぎた時点での記録なので証拠なし)しかも前シーズン同様この構築を最後の方で使い始めたとかいう気まぐれっぷりを相変わらず発揮しているのでこの構築記事には殆ど何の意味もないが、大した考察もなされていない自分が考えた特殊メガマンダだけを紹介した個体考察記事なんてそれこそ価値がないものと思われるため、個体考察記事と構築記事を天秤にかけた結果構築記事を書くことにした。(何も書かなくてよくないか?という的確すぎるツッコミはNG)

因みに1500~1700代は来世代では弱体化されるためその時代が終わるであろうとされるガルモンで最後くらいは遊び、1700ちょい~1799とかいう中途半端なところまでオノノガブ+バナクチートの2メガ構築で遊んだ。(その後1敗してレート溶かしたけど)

~記事の構成~

§1.パーティ紹介
§2.個体紹介
§3.終わりに

~本文~

§1.パーティ紹介

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今回はバシャのメガバレを記事見てくれた方にだけ晒すとかそういうのはないため、普通にトレーナーカードを作った。

§2.個体紹介

ボーマンダメガボーマンダ

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性格:控えめ
特性:威嚇→スカイスキン
持ち物:ボーマンダナイト
努力値:H4 B4 C100 D164 S236
実数値:メガ前:171-×-101-157-121-150 メガ後:171-×-151-168-131-170
技:ハイパーボイス/竜星群/大文字/羽休め

火力の足りない特殊メガマンダなのに火力を削ってDに大きく割いており、馬鹿なの?死ぬの?と思われるかもしれないが、この調整によってC92程度のメガガルーラの冷凍ビームを最高乱数以外耐え、こちらはハイボ+竜星群で余程ガルーラが変な振り方してない限りほぼもっていくことができる。(ADガルなんて知らん)

シーズン17の構築でC92メガガルーラの冷Bをほぼ耐える竜舞メガボーマンダが非常に強かったため、特殊型でやっても強いのではないか?という安易な発想で生まれたが、メガガルーラの冷Bを耐える耐久を確保しながら可能な限りCに努力値を回してもH197ガルですらハイボ+竜星で確定では落とせず、考えている途中で特殊メガマンダの火力のなさに悲しくならざるを得なかった。

とはいえ、マンダ自体飛行技ぶっぱしてれば何やらせても強いと思うので、これはこれでハイボの安定性やら主に物理を警戒されるが故の動きやすさやら技範囲の広さやら使いやすかった。

個人的にボーマンダのSラインはどうせゲッコウガ抜けない時点で最速にする意味は薄いと考えており、メガ後ガブ抜きのラインさえ確保できていれば十分速いと思っている。特に最速ガブ抜き~準速のSラインだと最速100族との対決において、一発目で相手に遅いマンダと錯覚させられれば、上から逃げられずにもう一撃決められるといううまみもあったりなかったりする。(こればっかりは相手によるだろうが、S落として耐久振るマンダは多いせいか錯覚してくれる相手ばかりな気はする)

普通のCSとは異なり副産物としてリザYクラスのめざ氷を耐えたりしたので、ガルーラしか意識してなかったものの意表を突くという点でも汎用性もある程度備えているという点でも実は強い型だったのではないか?と期待しているが、残念ながら6世代ではこれ以上試すことはないだろう。(因みに無補正C極振りメガリザードンYのめざ氷で18.8%らしいので殆ど耐える模様)

ゲンガー(メガゲンガー

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性格:臆病
特性:浮遊→影踏み
持ち物:ゲンガナイト
努力値:H188 C68 S252
実数値:159-×-80-159-95-178 メガ後:159-×-100-199-115-200
技:祟り目/ヘドロ爆弾/鬼火/道連れ

普通の鬼火祟り目型。クチートをはじめとしたフェアリーを対策できるのとマリゲンポリ2という並びが強いらしいから入れた。

このポケモンは最強クラスのメガ枠のはずなのだが俺が使うとなんか弱く頼りない。

マリルリ

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性格:意地っ張り
特性:ちからもち
持ち物:オボンのみ
努力値:H132 A252 B4 D12 S108
実数値:192-112-101-×-102-84
技:じゃれつく/アクアジェット/叩き落とす/腹太鼓

前シーズン使った奴の流用。言うことはない普通のオボン太鼓マリルリ

ポリゴン2

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性格:生意気
特性:ダウンロード
持ち物:進化の輝石
努力値:H244 A4 B12 C4 D244
実数値:191-101-112-126-160-72
技:空元気/冷凍ビーム/電磁波/自己再生

色んな攻撃耐えるおまるのような姿をした要塞。ゲッコウガに非常に強く、こいつでもそこそこボルト見れるらしいので2番目に入ってきた。アローが重いのでBラインをアローの鉢巻ブレバを耐えるところまで降ろうか考えたが、そもそもポリ2自体アローにあんま強くない上に面倒くさかったのでやめた。

無難に強いが高耐久に対する崩しがないのと、格闘タイプと対面作られると相当辛いのでそれなりに扱いが難しい気がする。

トリトドン

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性格:控えめ
特性:呼び水
持ち物:突撃チョッキ
努力値:H228 B100 C180
実数値:215-×-101-148-102-57(S個体値26)
技:熱湯/冷凍ビーム/大地の力/地割れ

元々はヒトムにしようと考えていたが、急遽マンダが炎技を採用したことに伴い、こいつがヒトムだった場合の並びだとスイクンが重すぎることも考えてボックスの中で眠っていたこいつを堀り起こした。代わりにアローが重くなった。

わざわざ最遅ガルド抜かれのためにS26にしたのに数値が足りないの一言と共に一瞬で切り捨てた悲しいポケモンだったのだが、今回は以前にもまして適当に突っ込んだにもかかわらずいつの間にか激重となっていたギルガルドに対して強かったのが幸いし、選出、活躍共にした。元々の役割対象であるスイクンが全く出てこなくなったのも偉かった。

正直スイクンに強ければ何でもよかったところはあるのでこいつを使ったのは気まぐれでしかないが、こういうポケモンに日の目を当てられただけでもこの構築を楽しめたと思う。

ナットレイ

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性格:呑気
特性:鉄のトゲ
持ち物:ゴツゴツメット
努力値:H252 B252 D4
実数値:181-114-201-×-137-22(最遅個体)
技:ジャイロボール/タネマシンガン/宿木の種/電磁波

前シーズンに使ったのと全く同じゴツメナット。この構築だとそこまで電磁波なくていいんじゃないかと思ったのとスイクン対策に眠るゴツメナットを使ってる方がいたので眠るに変えようかと思ったが面倒くさかったので(以下省略)

トドンいたからまあ、多少はね?

§3.終わりに

※ここまでの記事以上に駄文です。

潜ったのが最後の方だけだったからかもしれないが、このシーズンは特に使い慣れているわけでもない適当な構築を飛び飛びに使っていたにもかかわらず自分にしては勝率が無意味に高かったので比較的勝ちやすいシーズンだったんじゃないだろうか。のっけてないのに偉そうなことを言うなと言われそうだが、この落書きみたいな構築でも2000ぐらいならどうにかなったんじゃないか?と思うぐらいには緩かった気がする。代わりにマッチングの酷さが凄まじかったが。(200以上上をこのシーズンだけで何回引いたんだろう)

殆ど最後しか潜らなかったのはリアルがなんか忙しかったり、今シーズンは記録に残らずモチベも低かったりなど色々理由があったわけだが、結果を出す必要性がないなりに以降6世代環境のレート対戦は出来なくなることも考えるともう少し潜っておくべきだった。特に上記のメガマンダを使った対戦はもう少し数をこなしたかったとは思う。

そんなことを言っても後の祭りなので仕方がないが、なんにせよ6世代の対戦環境はなんだかんだ楽しかったのでこの世代でポケモンをやっていて本当によかった。

次世代への課題としては構築力と立ち回りだろうか。構築力はもとより、立ち回りも自分でやっててガバガバすぎると思う時が何回もあった(特にオノノガブ使ってた時)ので、もう少しなんとかしたいものである。(自覚できるようになっただけマシとも言える)というかそれらが弱いのは自分が「勝たないとポケモン対戦はつまらん」とか考えており、負ける未来を想像して潜るのを日和るせいで結果的に対戦数が少なくなるのが大きな要因だと思うので、勝ち負けに拘らずに潜って対戦数を増やして少しずつでも改善していきたいところである。(これについてはレート2000のる前からずっと考えているのだが、自分のメンタルが弱いせいか結局治らなかった。)

さて、次世代への抱負も述べたところで最後はポケ勢らしい締めの一言で終わろうと思う。

6世代対戦ありがとうございました!

こんな記事にどこかしら目を通してくれた方もどうもありがとうございました。

シーズン17の1800までの道のりと2000到達のために考えていたこと

前回の記事(ザラストオブライコウマンダ(ORASシーズン17レート2000達成構築:最高&最終2008) - 龍空を舞い、虎地を駆ける)に1800までは違うパーティを使ったと書いたが、何でそんなことをしていたかというと自分がよくて1800代で止まってしまうのはボーマンダという強すぎるポケモンに甘えすぎているからで他のポケモン、特に裏メガ枠のポケモンをうまく使いこなせていないのではないか?と感じたからであるそして、ボーマンダを使わなくても同じぐらいのレートに行けるぐらい他のポケモンを使いこなせればもう少しレートが上がるのではないか?と考え、最低でもレート1750ぐらいまではボーマンダなしで到達することを目標とした。(実はボーマンダばかり使いすぎて飽きたとかいう理由もあったのだが

そんな感じで、ボーマンダ軸の裏メガとして採用を考えていたリザードン、バシャ、バンギ、ヘラの4匹を軸としたパーティを考えて色々試行錯誤しながら回していた。(バシャとバンギは一つの構築に両採用していた)

その時に使っていたパーティはリザ軸についてだけ途中で色々並びが変わったりはしたが、大体以下の通り

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で、1500~1700ちょいまではリザードン、1700前半をバンギバシャでウロウロし、正直一番弱いんじゃないかと思っていたヘラアスドランで何故か1800に到達した。

にもかかわらず、結局採用したのはメガバシャとなったが、これはバンギバシャの構築が明らかにクソだったというだけで、メガバシャと加速バトンという勝ち筋そのものは非常に自分にマッチしていると使っていながら考えていたし、構築記事にも書いたように自分が辛いところに手が届くポケモンだと思ったためである。


~雑感~

ボーマンダを使わないパーティは新鮮ではあったものの、いつも使っていてしかも強いポケモンがいないというのは1500~1800というそこまで高いレート帯ではなくてもそれなりに難しかった。

とはいえ、軸となったポケモンだけでなく、そのポケモンと相性のいいポケモンなど様々なポケモンを探したり使ったりしないといけないことから視野が広がり、そのおかげで今までどう動くんだかよくわかってなかったポケモンに対する理解も深まったと思う。一匹を極めるのももちろんだが、色々使ってみることも重要だと思った。

ところで、しばらく使わないまま1800からいきなりマンダ使い始めて大丈夫だったのか?と思った人もいるかもしれないし、自分自身少し心配ではあったのだが、1800代をよくわからないまま無敗で切り抜けるぐらいには大丈夫だった。なんだかんだ過去に使い倒した経験は裏切らないものである。

~終わりに~

ORASの最終シーズンにてレート2200達成者が48人出る中で自分は2000達成で大満足して幕を閉じた。意識が低いように思う人もいるかもしれないが、今までの成績が散々だったので気持ちは分かってほしい。

一応ORAS最後のシーズンで念願の2000は達成したので、サンムーンからは毎シーズン最低2000、あわよくば2100を狙っていこうとは思う。ただ、正直なところ自分はあまりポケモン対戦が好きではないと思っているので、目標としては掲げるものの、モチベーションが保てるかどうかは不明である。


~おまけ~

記事の主題としては以上で終わりだが、折角なので1800代に到達したヘラアスドランだけは軽く構築紹介したいと思う。一番弱いと思っていたなどとほざきはしたものの、多くの回数選出したヘラ、ラティアスマリルリの組み合わせは結構強かった。

ヘラクロス@ヘラクロスナイト
陽気AS 自信過剰→スキルリンク
ミサイル針/インファイト/ロックブラスト/タネマシンガン

陽気メガヘラはSを少し落として微妙に耐久振ってる個体も見るが、微妙に振って何がしたいのかわからなかったためASに振り切った。A185族であるにもかかわらず、何故か火力が足りないと感じた場面が多かった。

ラティアス@ゴツゴツメット
臆病HS(理想個体) 浮遊
サイコキネシス/羽休め/電磁波/リフレクター

ゴツメラティアスクレセリアは俺が使うとゴミのように弱いのでこっちを使った。このポケモンはHにしか振ってないので一見耐久が足りないように見えるが、一発はどんな攻撃も基本的に耐え、Sが高いおかげで上から何かしらの仕事が出来るなど腐りにくく、速いゴツメ枠は強いという認識が生まれるぐらいには強かった。

マリルリ@拘り鉢巻
意地っ張り AぶっぱHS調整 力持ち
じゃれつく/アクアジェット/叩き落とす/馬鹿力

鉢巻マリルリ。他のポケモンで削ってこのポケモンのアクジェの圏内に入れて勝つ動きが非常に強かった。ラティアスとの組み合わせもそこそこ良好で、ラティアスに逆鱗撃ったガブを何度も葬った。

ヒードラン@拘りメガネ
控えめ CぶっぱH実数値191B<D残りS 貰い火
火炎放射/ラスターカノン/大地の力/原始の力

ヘンテコな調整をしているが、別に特別な意図はないのでHCぶっぱでよかった。大して出番がなく、ゲッコウガが辛かったため途中ナットレイに変えたりもしたが、それはそれで辛かったので、結局ヘラとの相性上外せなかった呪われた装備みたいなポケモン

マンムー@ラムのみ
意地っ張り なんか複雑な調整 厚い脂肪
地震/氷の礫/氷柱針/叩き落とす

ヘラの天敵ボーマンダ対策その1。ぶっちゃけAS襷でもよかったが、ラムを採用した。ラムの採用意図はよく覚えてないが害悪が嫌いだからその対策も兼ねてとかだったような気がする。局所的に鬼火撃ってくるゲンガーに役に立ったりはした。

ボルトロス@オボンのみ
臆病 HSベース(非理想) 悪戯心
10万ボルト/めざめるパワー(氷)/電磁波/挑発

ヘラの天敵ボーマンダ対策その2。ついでにアローも対策出来る。このポケモンは使っててわかったが、ボーマンダがいると出さざるを得ないという感じだった。挑発はやはり害悪対策だが、撃った記憶がないので悪巧みとかでもよかったかもしれない。ボルト式猫騙しは強かった(小並感)

とてつもなく雑な構築紹介となったが、万が一詳しく調整とか聞きたい人がいたらコメントして頂ければ答えます。

ザラストオブライコウマンダ(ORASシーズン17レート2000達成構築:最高&最終2008)

~はじめに~

自分はシーズン12,13,16にてそれぞれ100戦ほど潜っていたが、レートは1700代やら1800代ぐらいまでいくのがやっとだった。その自分がこの度ラストシーズンであるシーズン17にて奇跡的にレート2000に到達することが出来たため、記念に構築記事を起こすことにした。

この記事で紹介するパーティは実を言うとレートが1800ぐらいから使い始めた構築であり、1500~1800まではとある理由で全く違うパーティを3種ほど使っていた。その理由については記事が長くなりすぎる上にあまり構築記事とは関係がないため、こちら(シーズン17の1800までの道のりと2000到達のために考えていたこと - 龍空を舞い、虎地を駆ける)に書いた。興味があればご参照頂きたい。

後余計なことまで書きすぎてやたら分量が多くなってしまった感は否めないので適度に読み飛ばしたりして、必要な所だけ読んで頂ければと思う。


~記事の構成~

§1:パーティメンバー紹介
§2:個体紹介
§3:選出
§4:†重いポケモン
§5:構築の経緯と雑感
§6:終わりに


~本文~

§1:パーティメンバー紹介

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証拠写真も兼ねたが、パーティとしてはこの画像の通りの並びを使った。この並びを他の人が見てバシャーモがメガかそうでないかとか、ガブの型が相手にどう見えたのか気になるところ。

計算したところ、このパーティ限定だと52戦34勝18敗で勝率は約65.4%だった。


§2:個体紹介

ボーマンダメガボーマンダ

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性格:意地っ張り
特性:威嚇→スカイスキン
持ち物:ボーマンダナイト
努力値:H148 A76 B4 D44 S236
実数値:メガ前:189-181-101-×-106-150 メガ後:189-192-151-×-116-170
技:恩返し/空元気/羽休め/竜の舞

強靭にして無敵!!我が魂!!

はい。このポケモンとは非常に長い付き合いであり、自分が最も信頼を置いているポケモン。調整はこちら(【S16使用構築】灯蛾ジバコマンダ【最高&最終レート2205】 - 急転直下)のものを使わせて頂いたので、詳しくはこちらを参照してもらいたい。(魂とか言ってるくせに人の調整をパクる屑)

このボーマンダは後述のマリルリナットレイを裏に置くことで初手対面したガルガブに躊躇なく突っ込むことが出来て使いやすかった。(何故躊躇なく突っ込めるかについてはマリルリナットレイのところに記述)

火力が物足りなく感じることもないわけではなかったが、それを補って余りある使いやすさであり、この努力値の完成度の高さを使っていて感じた。

技構成は恩返し羽竜舞は基本なのでともかく、残り一枠はオリジナルリスペクトで空元気のまま採用した。空元気は鬼火を警戒する必要がないため非常に立ち回りやすかったのはよかったが、構築的にやや重いカバの欠伸をすかすために身代わりがほしいと思った時もあったのでラスト一枠だけは検討の余地があったかもしれない。

因みに本家では八つ当たりで自分は恩返しを使ったことに疑問を感じた人もいるかもしれないが、魂ともいえるこのポケモンメタモン対策のためだけになつき度下げるのは言語道断であったため、普通に恩返しで使った。(まあ、害悪パにマンダ出してないから結果オーライである)

圧倒的数値による戦闘力もさることながら、氷技で一回も凍らなかったなどエースとしての自覚も素晴らしく、このポケモンなくして2000達成はありえなかった。

ライコウ

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性格:臆病
特性:プレッシャー
持ち物:こだわりメガネ
努力値:H76 C180 S252
実数値:175-×-95-158-120-183(非理想ではなくれっきとした自己産理想である)
技:10万ボルト/ボルトチェンジ/めざめるパワー(氷)/シャドーボール

このポケモンともそこそこ長い付き合いであり、愛犬枠のようなポケモン

ボーマンダの天敵であるボルトロスに上から攻撃を叩き込める電気タイプという点から非常に強く、ガルーラを軸とした対面構築はこのポケモンが刺さっていることが多いため、そういった並びには積極的に選出していた。ついでに自分が心の底から嫌っている害悪構築にもそこそこ強く、威張る撃たれてからボルチェンで逃げるのを繰返すだけで害悪構築はどうにかなっており、一回も負けなかった。構築的にどうしようもないピクシーを小さくなる3連、瞑想2連まで積まれた状態で急所に当てて葬ったことは最早俺の中で伝説。

ライコウというポケモンは使ってみればわかるが、火力も耐久もかなりギリギリのポケモンなので打ち分け出来ないデメリットはあるものの珠よりは眼鏡の方が若干使いやすかった。

微妙に耐久を振っているのは意地鉢巻アローのブレバを変え出しで受けられる奴がいない為乱数をなるべく落としたかったのと、無補正A252メガガルーラの猫不意で落とされる確率を下げる目的があったが、アローにライコウを後出しすること自体殆どなかったので目論見はやや外れた。ただ、耐久振りが活きた試合自体はほんの少しあり、火力がないと感じた試合は別になかったのでこの調整でよかったと思う。

マリルリ

f:id:Vkou_6396:20160913115241g:plain
性格:意地っ張り
特性:ちからもち
持ち物:オボンのみ
努力値:H132 A252 B4 D12 S108
実数値:192-112-101-×-102-84
技:じゃれつく/アクアジェット/叩き落とす/腹太鼓

ボーマンダと相性のいいポケモンその1。地味に後述のナットレイとも相性補完という点では相性がいい。このポケモンを裏に置くことで初手マンダガブ対面でガブが逆鱗を撃つのを躊躇わざるを得ない為、マンダ側としてはノータイムで恩返しを押すことができた。(実は一匹だけ鉢巻っぽい威力の逆鱗を撃ってきたガブがいたが腹叩いてわからせた。†悔い改めて†)

単体としても非常に優秀で、バシャ、ガモス、サザンといった面倒なところに対策が行き届き、アローやガルドといったポケモンに対する誤魔化しも効くので非常に使いやすかった。因みにこの調整も急転直下様のものと全く同じではあるが、この調整自体は普通にスタンダードであり、パクリもクソもないのでセーフ。

某有名実況者ス○ス氏の動画ではよくじゃれつくを外して「^-^」とコメされてるのを見かけたり、巷では雑巾と呼ばれたり散々な扱いな気がするが、記憶にある限り自分が使ったマリルリがじゃれつくを外した記憶はなく、2000チャレンジでは役割対象外ではあるものの、どうしようもなくなってラプラスの前で腹叩いたらなんかそのまま全抜きしていったため、改めて非常に信頼のおける一匹となった。

ナットレイ

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性格:呑気
特性:鉄のトゲ
持ち物:ゴツゴツメット
努力値:H252 B252 D4
実数値:181-114-201-×-137-22(最遅個体)
技:ジャイロボール/タネマシンガン/宿木の種/電磁波

ボーマンダと相性のいいポケモンその2。こいつを裏に置くことによって初手マンダガルーラ対面でガルーラに猫を撃たせることを躊躇させるために配置した。実際このパーティ使ってからガルーラに初手猫騙しを喰らう事は一度もなかったため、目論見は当たった。

正直なところ最初このポケモンには試合時間を長引かせるだけの遅くて不意の炎技ですぐ4ぬ役立たずなどと酷い印象を持っていたが、逆に炎技以外には非常にしぶとく、ジャイロボールの火力もそこそこあったため、印象とは異なりまあまあ強かった。ついでにこのパーティ唯一のガッサ牽制枠兼フェアリー受けであるため、そういう点でも重要度は高かった。(めざ炎持ってない読みでニンフィアに繰り出せるぐらいであり、サナは基本無理)

技構成はいわゆる電磁波ジャイロと呼ばれるもので初見だとこの技の組み合わせはミスマッチなんじゃないかと思われるかもしれないが、あくまで電磁波は起点回避などのための技であり、特に麻痺らせたい相手でなければ普通に他の技撃つのでそんなに気になるほどでもない。この技のおかげで構築単位で激重のボーマンダを倒すことが出来たりしていた。(こちらもボーマンダを使ってるのにボーマンダが重いとはこれ如何に)

タネガンは単純に命中不安のウィップ撃ちたくなかっただけなので、別にウィップでもよかったかもしれないが、割とこいつの前で身代わり貼ってくる奴が多かったのでタネガンでよかった。

ところで、このポケモンだけレベル50の孤独感を漂わせているが、単純に他のポケモンを贔屓で100まで上げたり、50より上のレベルで覚える技覚えさせるためにレベル上げてそのついでに100にしたり、50止めに失敗したから100まで上げたりしたというだけで別に差別していたわけではない。

ガブリアス

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性格:意地っ張り
特性:鮫肌
持ち物:拘り鉢巻
努力値:A252 D228 S28
実数値:183-200-115-×-134-126
技:地震/逆鱗/ダブルチョップ/毒づき

有名どころのライカさんが使っていたパーティと並びはやや似ているところがあり、もしかしたらライカガブなのでは?と思った方もいるかもしれないが全くそんなことはない。

所謂AD鉢巻ガブと呼ばれる生き物。逆鱗でクレセを吹っ飛ばす破壊力は何度見ても爽快だった。

最初地面枠にはやはりマンムーを考えたが、ライコウがヒトムに対して少々辛いのではないかと思ったのと、高耐久ポケモンに対する回答がマリルリだけでは流石に構築としておざなりすぎると思ったため後述のバシャーモと組み合わせて入ってきた。主な役割はマンダやバシャーモにとって障害となるポケモン(クレセ、ボルト、スイクン、カバなど)を排除してそれらのポケモンを通すことだった。

調整はテンプレのものとは少々異なり物理耐久が無振りの代わりにSが少々速めになっているが、これは意地ガッサ抜きを意識したポケモン達が最近多い気がしたからだとかそんな事情は全くなく、AD鉢巻ガブの役割対象的に物理耐久振らんでSに振った方がいいんじゃないかという適当な考えのもとこの調整を使用しただけだった。とはいえ、こいつの役割対象であるサンダーやスイクンなどは大体この辺のSを意識した調整をしているはずなので結果的に正解だったのかもしれない。

技構成は一応上述のように主力技の地震と逆鱗、襷やマルスケ貫通のダブチョ、構築単位で重めのフェアリーに刺す毒づきとなっているが、正直地震と逆鱗以外殆ど撃たなかったし、他に欲しい技があったわけでもなかったので残り2枠はどうでもよかった。(一応ダブチョはボルトが襷っぽいと感じた時などに撃ったりはした)

バシャーモメガバシャーモ

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性格:意地っ張り
特性:加速→加速
持ち物:バシャーモナイト
努力値:A252 D4 S252
実数値:メガ前:155-189-90-×-91-132 メガ後:155-233-100-×-101-152
技:フレアドライブ/飛び膝蹴り/バトンタッチ/守る

構築的にこいつが特殊技撃たないと物理ポケモンばかりになってしまうのとボーマンダがいるため、珠バシャーモとかなのではないかと思った人もいるかもしれないが、普通にメガバシャーモである。

上述のようにガブリアスバシャーモの障壁となるポケモンを排除してバシャーモで〆る流れが非常に強く、バシャーモを選出した時は必ずガブリアスもいた気がする。

また、AD鉢巻ガブの弱点であるSの遅さをこいつの加速バトンで補えるため、そういうギミック的にもバシャガブの並びは強かった。(因みに1加速バトンだけで上記の調整のAD鉢巻ガブは最速ゲッコウガを抜けないため、このパーティで使うなら正直ガブの調整は考えなおした方がよかったかもしれない)

努力値とメガ前の特性についてはマンダとの2メガ選出の可能性も考慮した結果であり、メガ前特性を加速、努力値をASぶっぱとした。(実際には殆ど2メガ選出はしなかったが)

基本的に裏メガの立ち位置ではあったものの、ボーマンダを出しづらいクチート、ポリ2、ゲッコウガなどのいるパーティに出していけてガルーラにも強く、マンダに負けず劣らずタイマン性能が凄まじく高かったため、非常に頼りになる存在だった。

もう一つ言うならこいつは選出圧力が非常に高く、バシャを止められるポケモンがいない選出はリスクが大きすぎるため、アロー、マリルリ、クレセなどを強く呼び込み、選出が読みやすいことも評価点。(逆にこちらもバシャーモ見かけたらほぼマリルリを選出させられた)ただ、相手によってはガブで対策した気になったような選出も見受けられ、「お前珠バシャだったらどーすんの?」と言いたくなったことも実は何回かあった。


§3:選出

基本選出は

ボーマンダ+(ライコウorマリルリorナットレイ

バシャーモ+ガブリアス+(マリルリorナットレイ

だった。当然構築によっては選出が歪んだこともあったが大体こんなもんであった。

選出率については一々数えてないので体感だが

マリルリボーマンダナットレイガブリアスバシャーモライコウ

これだけ見ると「ライコウ全然活躍してねーじゃねーか。なーにがライコウマンダじゃふざけんな」と言われそうだが、全てのポケモンを満遍なく使っていたので選出率にそこまでの差はない。ただマリルリだけはマンダ、バシャーモどちらの軸の選出にも数多く入ってきたのでダントツの1位なんではないかと思うが。


§4:†重いポケモン

ピクシー:切った。

サーナイト:ほぼ確実に1体持ってかれる。

マリルリ:受け出しが安定しない。

凍風ゲンガー:出てくる奴割と撃ってきたが普通に辛かったのでやめてください。

カバルドン:欠伸しすぎ寝ろ。

ポリ2:バシャーモの選出が強要される。

ゲッコウガ:同上。めざ炎を事故と割り切るならナットレイでもどうにかなる。

ボーマンダ:特殊技持ちは土下座。

メガギャラドス:当たらなかったが正直きつそう。

霊獣ボルトロスライコウが拘ってるので水タイプと組まれると厄介極まりない。

受けル:マンダとマリルリが強いとのことだがマンダはムドー、マリルリはバナで止まるのでどうしようもない。この構築では当たらなかったが。


§5:構築の経緯と雑感

わざわざここまで全部読んでくれた方は感じたかもしれないが、この構築はかなり考察が緩い部分が多い。というのも、この構築は最終シーズン終了3日前ぐらいに直感で組んだところがあり、よくこんな構築で初の2000を達成できたもんだと自分でも驚いている。

構築のスタートとしてはガルーラ軸のパーティに対して裏に○○というポケモンを配置することによって相手に△△という行動をさせないというコンセプトのもとボーマンダマリルリナットレイの3匹とボルト対策として最も信頼しているライコウの4匹までは1800に到達する前から使おうと考えていた。残り2枠としては色々迷ったが、ボーマンダを使ってるとポリクチやヘラクレセドランといったトリル展開が非常に面倒くさいと感じていたため、それらに対して鉢巻ガブが強いのではないか?と考えガブリアスを入れ、最後にガブリアスにバトンによるS補助が出来、苦手なポリ2、ゲッコウガなどに比較的強いポケモンということでメガバシャーモが入ってきた。

直感ではあったものの、なんだかんだヘラクレセドラン系統のパーティには実際に鉢巻ガブのおかげで割と勝つことが出来、クチート入りにもバシャが強く割と勝てたため、残り2体の投入についても目論見が当たったことを回しながら感じていた。


§6:終わりに

最終日前日に1900に載れたのでもしかしたら2000まで行けるかもしれないと思い、最終日は徹夜でずっと続けていたが、1900代は中々に難しく1900を割ったり、1950を反復横飛びしたり、2000直前まで行ってから1950を割ったりで正直無理なんじゃないかと半ば諦めながらも続けていたが、その粘りが功を奏してシーズン終了30分ほど前にレート2000を達成した。ことこういうことに関して言えば諦めないことが重要なんだなということを学んだ気がする。

何はともあれ、シングルをやる者として最初の壁ともいえるレート2000を最後の最後に到達することが出来たのは素直に嬉しかった。

この場を借りて、自分をここまで導いてくれたポケモン達に感謝の意を述べたい。

特にボーマンダライコウについて言えば、長いことヘボトレーナーの自分と戦い続けてくれたこともあり、彼らの頑張りに報いることが出来て本当によかった。

みんな本当に今までお疲れ様。ありがとう!!!(データに向かって何言ってんだこいつとか言った奴は処刑) 

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最終順位は496位だった。

後ザラストオブライコウマンダとか言ってるが、サンムーンでもライコウマンダは使うと思います。

ここまで全部読んでくださった方も、一部だけでも読んでくださった方も、どうもありがとうございました!